かわい水産の一押し
名物城下かれい
城下カレイとは？
”城下かれい”とは、大分県は日出町にあった日出城址（暘谷城址）の南側、別府湾の城下海岸の真水の湧く海底を中心に広がる海に生息するマコガレイのことです。
姿は他の場所のかれいと大きく異なり、尾ヒレが広く角張らず、形が丸々して頭が小さいなどの特徴があります。
泥臭さがなく、味は淡白かつ上品なため、江戸時代から希少な魚で美味しかったことから珍重され、庶民が食べる事が禁止されたほどでした。
現在ではすっかり日出町の顔とも言える代表的な魚です。
城下かれいの特長は、体のわりに口が小さく、両眼の間に鱗があり、吻部がマガレイに比べて円くありません。また、無眼側の縁辺部に沿って走る淡黄色の帯があります。
城下カレイの魅力
独特の肉厚と旨味
城の下の海底に湧いてくる真水に海藻類やプランクトンの発生が多く、これに魚が多く集まることにより、餌が豊富となり、
2月から3月にかけては海藻類を4月から5月は藻エビを餌にしているため、他の地域と違って独特の肉厚と旨味が出るため、その美味は昔から人々に広く知られていました。
江戸時代には、庶民が食すと罰せられたことから、別名「殿様魚」と呼ばれたほどの美味しさで、将軍家への献上魚でもありました。
昭和のはじめには、木下謙次郎著「美味求真」日本の名物料理八選に挙げられるほど、昔から、多くの人を虜にする魅力がありました。
おすすめの食べ方
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刺身
刺身にすると純白で美しい光沢、そして少しの臭みもなくコリコリとした歯触りが最高です。
カレイの刺身は醤油もポン酢醤油で味わうと、さらに旨味倍増！！城下かれいを刺身で堪能する方法
大きいものは薄く、そぎ造りにした刺身か洗いにします。
肝は湯がいてつぶし、つけ汁に混ぜると旨味が倍増(カワハギ同様)。 湯引きした皮は細かくきざみ、ポン酢醤油ともみじおろし・きざみアサツキが相性ぴったりです。
中落ちはカラリと揚げて骨せんべいにすると酒の肴にもってこい。 -
煮付け
小さいものは煮付けでもおいしい。
“マコガレイの旨さは煮付けにあり”といわれ、うす味で仕上げるのがポイント。調理方法
1.ウロコと内臓をを取り、水気をよくぬぐう。
2.ダシ３: 醤油１: 酒1: みりん1の割合で魚がひたる程度に入れて沸騰させる。
3.焦げつき防止をし、火の通りと味がしみ込み易い様にカレイの身の厚い部分に×印に切れこみを入れる。
4.落とし蓋をし、せっかくの旨味が逃げないよう注意しながら中火で煮る。
釜揚げちりめん
別府湾釜揚げちりめん
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別府湾が生んだ最高のごはんの友
白ごはんにのせても、お父さんの酒の肴にもなる栄養満点の釜揚げちりめん。
別府湾は、ちりめんじゃこの原材料となるシラス（カタクチイワシの稚魚）が黒潮に乗って北上する通り道で、好漁場として知られています。 また、別府湾はプランクトンが抱負なため、そこで取れるシラスは肥育がよく、大きさも揃っているため、別府湾ちりめんを原料とするちりめんじゃこは古くから高品質であるとの定評があります。
別府湾ちりめんは、ちりめんじゃこの最高級品のブランドとして、徐々に全国に広まりつつあります。 2007年6月には、大分県漁業協同組合が「豊後別府湾ちりめん」で大分県の産品として4番目の地域団体商標の認定を受けています。
武ちゃん一夜干し
こだわりの逸品【別府湾・武ちゃん一夜干し】
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知る人ぞ知る
【別府湾・武ちゃんの一夜干し】地物の朝獲れたての魚を、全て手作業でその日のうちに一夜干しにしてくれます。
少ない人数ながら、おばちゃん達が丁寧な手作業で仕上げてくれます。 新鮮な地物を大切に仕上げるから開いたときの色がぜんぜん違います。
